発達障害と生きる親子のための小学校コミュニケーションハック

なちゅ。/著

出版年月:

ページ数:336

ISBN:9784491048338

1,793 円(税込)

「もめたいわけじゃないんだけど、言い方に迷う…」
「なんか意図が伝わっていないかも?」
「これってお願いしてもいいのかな」
学校とのコミュニケーションをハックする完全版!

 
Twitter(現X)で、学校コミュニケーションや発達障害、育児について発信されているなちゅ。さん。大人気の「伝え方」が、ついに待望の一冊に!

子どもや保護者の困りから、支援につなげるための伝え方ハックをお届けします。
第3章では行き渋りや不登校時の対応、第4章では保護者の”ご自愛”についても書きおこしました。

学校や福祉サービスと、「助けて」を言い合える”ワンチーム”になるコツが盛りだくさん!
巻末には、星槎大学大学院教授・阿部利彦先生の解説も。


この1冊で、明日から、学校と話すのがきっと楽になる。


*「わかる、わかるで…!」「あるある、あるある……」共感すること間違いなし!
 購入者特典「「あるある」シチュエーション対応集」が付き


[表紙・挿絵イラスト:おやま]

学校生活がはじまる
この本の読み方

第1章 小学校コミュニケーション マインドセット編

学校とのコミュニケーションはなぜこわいのか
合理的配慮を知る
合理的配慮は落としどころを探す作業
福祉サービスを活用にするには
コラム  学校の廊下で泣いた日のこと

第2章 小学校コミュニケーション ハック編  
スタート 地域の情報を集めよう
スタート 入学時に気をつけたいこと
スタート 我が家が新年度に学校へ伝えること
日常 先生に話をしにいくときは
日常 支援のお願いの前に状況確認
日常 通知表の評価に疑問を感じたときは
日常 個人面談を活用するには
日常 子どもの宿題・学習の困りをフォローするには
日常 身動きがとれないときは「しんどい」の棚卸し
日常 学級担任の先生が他の先生に情報を共有してくれないときは
日常 他の保護者とつながるには
日常 子どもの友人関係の困りをフォローするには
日常 子どものトラブルで他の家庭と話がしたいときは
日常 学校外トラブル、学校に伝えるべき?
グループ・コミュニケーション コミュニティーに参加するには
グループ・コミュニケーション 担当者会議のための橋渡しをするときは
コラム  「得意を伸ばす」とはなんだろう?

第3章 不登校編
第3章「不登校編」を読む前に  
事前準備 日ごろからできる居場所づくり
欠席連絡 パターンで乗り切る欠席連絡
行き渋り期  親子で課題を整理する
休息・回復期 まずは休息に徹する
復帰期 再登校は焦らずスモールステップで
コラム  注意したい昼夜逆転とネット依存

第4章 ご自愛ケア編
保護者の足元を整えよう
再び学校生活を迎える恐怖とどう向き合うか
自分の子供時代の苦しさと向き合う
相談先と仲間を見つけよう
おわりに―完璧な親にはなれない私とあなたへ


解説 阿部利彦

なちゅ。
1980年生まれのワーキングマザー。長女の発達障害診断をきっかけに、自身の発達障害(ADHD:注意欠如・多動症)に気づき診断を受ける。高校生と小学生の娘、そして夫も発達障害の特性を強く持つ。 リアルでは地域×障害児者をテーマにした講演活動などにも取り組みながら、Twitter(現X)では自らの発達障害や子育てについて情報発信を行う。