サッカー元日本代表 藤田俊哉氏 推薦!
プレッシングの基本から応用までが凝縮された1冊!
土台となる戦術があるからこそ、ドイツは何度でも立ち上がる!
プレッシングは最強ドイツに学べ!〔どんな状況でも「2対1」を作り出せ!〕
本書は、ドイツサッカー協会のコーチングスタッフである著者が、現代サッカーにおいて大きなテーマの1つであるプレッシングを定義した指導書となっている。プレッシングとは何かが整理、明確化され、プレッシングの真髄に迫り、具体的なプレッシングスタイルを掘り下げ、それを達成するためのトレーニング方法、その際に頻繁に起こりうるミスアクションなどを紹介。今後5 年、10 年と変わらぬであろう現代サッカーの重要テーマに迫ったドイツサッカーの叡智を結集した1冊である。
●ドイツのサッカー指導者対象●
スポーツアカデミー24オンラインゼミナールの「プレッシング講座」待望の書籍化!
〔著者・訳者紹介〕
ラルフ・ペーター
ドイツサッカー協会コーチングスタッフ
ドイツサッカー協会のコーチを務め、UEFA(欧州サッカー連盟)のA 級及びプロライセンスにて指導者を指導している。ドイツサッカーコーチング協会のトレーナー会議では、国内外を問わず講演を多数行い、人気を博している。ドイツユースサッカー協会においては、サイト記事の執筆及びクリニック講座も行っている(www.soccer-coaches.com)。ドイツ国内において、数多くの書籍を出版し、DVD の監修も務めるとともに、サッカー雑誌『サッカー・プラクティス』においておよそ110 もの記事も執筆している。日本においては、『21 世紀のサッカー選手育成法 ディフェンス編』(大修館書店、[訳]田嶋 幸三/今井 純子、2006 年)を出版している。
須田芳正
慶應義塾大学体育研究所准教授
1967 年生まれ。暁星小学校在学時にサッカーを始める。暁星高校卒業後、慶應義塾大学へ進学。その後、1990 年から1992 年まで東京ガスサッカー部、1992年から1993 年まで浦和レッドダイヤモンズ、1994 年甲府サッカークラブでプレーし、同年限りで現役を引退する。引退後は、順天堂大学大学院へ進み、フットサルと出会う。フットサル選手としては、2000 年に日本代表に、その後日本代表コーチも務める。2004 年から2007 年まで、母校である慶應義塾体育会ソッカー部監督に就任。その後、オランダの CIOS(Centraal Instituut Opleiding Sportleiders)に留学をし、オランダサッカー協会の2 級 及び欧州サッカー連盟B 級の指導者ライセンスを取得した。帰国後、2011 年より再び慶應義塾大学体育会ソッカー部監督に就任。主な著書に『フットサル教本』(大修館書店)、『やってみよう!フットサル』(東洋館出版社)など多数。
福岡正高
Rot-Weiss Essen(ドイツサッカー協会強化指定クラブ)指導者
1976年栃木県生まれ。鹿沼高校、同志社大学卒業後、2002年渡独し2004年よりケルンスポーツ大学に留学し、サッカー理論を学ぶ。2002年からAdler Dellbrück U12~U19の監督を務める。2008~2009シーズンBergisch Gladbach U19(U19ブンデスリーガ国内最高リーグ参戦)でコーチを務め、その後同クラブトップチームでコーチ。2012年より、Rot-Weiss Essen U9〜U17(育成部各チームがドイツ国内最高峰にリーグ参戦、2019年時点)にてコーチ、監督を務める。主な著書に『ドイツ流攻撃サッカーで点を取る方法』(講談社)がある。
はじめに 2
本書の見方 4
ラルフ・ペーター 序文 10
第1章 プレッシング概論 11
01プレッシングの原則 テーマへの導入 12
02プレッシングの種類 ミドルプレッシング中盤における守備 14
03プレッシングの種類 ハイプレッシング攻撃陣における守備 16
04プレッシングの種類 ロープレッシング守備陣における守備 18
05プレッシングの原則 ボールを奪う位置 20
06プレッシングの原則 2トップはどのように動くのか?何が効果的なのか? 22
07プレッシングの原則 セットオフポジションチャレンジ&カバー 24
08プレッシングの原則 アプローチ―誘導―封鎖 26
アプローチSTEP1 相手がコントロールする瞬間を狙う 27
アプローチSTEP2 相手へアプローチをかける 28
アプローチSTEP3 相手の攻撃を遅らせる 29
アプローチSTEP4 相手を中へ誘導する 30
アプローチSTEP5 相手を外へ誘導する 31
Column1 ドイツサッカー環境 32
第2章 ミドルプレッシング 33
01ミドルプレッシングの原則 ボール奪取戦術における分析と比較 35
ミドルプレッシングSTEP1 FWの角度をつけたポジショニング 36
ミドルプレッシング補足 FW陣は守備ブロックからあまり離れすぎない 37
ミドルプレッシングSTEP2 中央をコンパクトにする 38
ミドルプレッシングSTEP3 中へ、それとも外へ誘導するのか? 39
ミドルプレッシングSTEP4 プレッシングへ向けたスタートポジション 40
ミドルプレッシングSTEP5 パスが出たらダブルアタック 41
ミドルプレッシングSTEP6 中央でのダブルアタック 42
ミドルプレッシングSTEP7 サイドの選手によるアプローチ 43
ミドルプレッシングSTEP8 ボールから遠いサイドの選手のアクション 44
ミドルプレッシングSTEP9 ボールに近い守備的MFが前へ出る 45
ミドルプレッシングNGCASE1 サイドの選手が中へ絞り過ぎている 46
ミドルプレッシングNGCASE2 サイドの選手が外へ出過ぎている 47
ミドルプレッシングNGCASE3 サイドの選手が前へ出過ぎている 48
ミドルプレッシングNGCASE4 サイドの選手が深く引き過ぎている 49
02ミドルプレッシングの原則 ミドルプレッシングのバリエーションに対応するオプション 50
サイドへの誘導STEP1 曲線を描くアプローチ 52
サイドへの誘導STEP2 ダブルアタック 53
03ミドルプレッシングの原則 このプレッシングバリエーションにおける状況と解答 54
ダブルアタックCASE1 サイドの選手が直線的にアプローチする 55
ダブルアタックCASE2 守備的MFが、適切なポジションを取っていない 56
ダブルアタックCASE3 サイドバックが中へ絞り過ぎている 57
ダブルアタックCASE4 ボールに近いSBが、相手MFに寄せ過ぎている 58
ダブルアタックCASE5 ボールに近いCBの戦術的に不適切なポジショニング 59
04ミドルプレッシングの原則 ミドルプレッシングへ向けたトレーニング 60
MENU1 サイドにおける3対4:中へ誘導する 61
MENU2 4対3:中へ誘導する 62
MENU3 6対6:におけるミドルプレッシング 63
MENU4 4対3:外へ誘導する 64
MENU5 4対3:外へ誘導する(両サイド) 65
MENU6 4対5:外へ誘導する中盤でのプレッシング 66
05ミドルプレッシングの原則 ミドルプレッシングへ向けたトレーニング:外へ誘導する 68
MENU1 2対:1中央スペースでのダブルアタック 69
MENU2 2対2:中央スペースでのダブルアタック 70
MENU3 2対3:守備的MFとトップ下の選手によるダブルアタック 71
MENU4 2対3:ペナルティボックス×2 72
MENU5 2対1:ペナルティボックス×2 73
MENU6 2対1:ペナルティボックス×2 74
MENU7 3対2:ペナルティボックス×2 75
MENU8 3対2:両サイド 76
MENU9 4対:3ハーフコート(両サイド) 77
MENU10 8対8:ミドルプレッシングの習得 78
Column2 独立リーグ 80
第3章 ハイプレッシング 81
01ハイプレッシングの原則 ボール奪取戦術における分析と比較 82
02ハイプレッシングの原則 ボール奪取はどこで実行されるべきなのか? 84
03ハイプレッシングの原則 相手を誘導するハイプレッシングは中央かサイドか? 86
ハイプレッシングSTEP1 CBの利き足にアプローチをかける 88
ハイプレッシングSTEP2 ハイプレッシングのスタートシグナルは、CBのパス 89
ハイプレッシングSTEP3 ボールに近いサイドMFのアクション 90
ハイプレッシングSTEP4 相手のMFへのパスを誘発する 91
ハイプレッシングSTEP5 守備陣の背後へのパス 92
ハイプレッシングCASE1 ボールから遠いFWがアプローチする 93
ハイプレッシングCASE2 GKからのロングボールに備える 94
ハイプレッシングCASE3ダイアゴナルパスで相手を追い込む 95
Column3 名将たちの言葉 96
第4章 ロープレッシング 97
01ロープレッシングの原則 ボール奪取戦術における分析と比較 98
ロープレッシングCASE1 中へ誘導するロープレッシング 100
ロープレッシングCASE2 サイドに誘導してもリスクは伴う 101
ロープレッシングCASE3 サイドに誘導した際に起こりうる危険な状況 102
ロープレッシングCASE4 ロングボール 103
02ロープレッシングの原則 ロープレッシングへ向けたトレーニング 104
MENU1 8対8:2つのドリブル突破用ゴール 105
MENU2 制限されたパスの可能性での中で8対8+1 106
おわりに108
ラルフ・ペーター
ドイツサッカー協会コーチングスタッフ ドイツサッカー協会のコーチを務め、UEFA(欧州サッカー連盟)のA 級及びプロライセンスにて指導者を指導している。ドイツサッカーコーチング協会のトレーナー会議では、国内外を問わず講演を多数行い、人気を博している。ドイツユースサッカー協会においては、サイト記事の執筆及びクリニック講座も行っている。ドイツ国内において、数多くの書籍を出版し、DVD の監修も務めるとともに、サッカー雑誌『サッカー・プラクティス』においておよそ110 もの記事も執筆している。日本においては、『21 世紀のサッカー選手育成法 ディフェンス編』(大修館書店、[訳]田嶋 幸三/今井 純子、2006 年)を出版している。
須田 芳正
慶應義塾大学体育研究所准教授 1967 年生まれ。暁星小学校在学時にサッカーを始める。暁星高校卒業後、慶應義塾大学へ進学。その後、1990 年から1992 年まで東京ガスサッカー部、1992年から1993 年まで浦和レッドダイヤモンズ、1994 年甲府サッカークラブでプレーし、同年限りで現役を引退する。引退後は、順天堂大学大学院へ進み、フットサルと出会う。フットサル選手としては、2000 年に日本代表に、その後日本代表コーチも務める。2004 年から2007 年まで、母校である慶應義塾体育会ソッカー部監督に就任。その後、オランダの CIOS(Centraal Instituut Opleiding Sportleiders)に留学をし、オランダサッカー協会の2 級 及び欧州サッカー連盟B 級の指導者ライセンスを取得した。帰国後、2011 年より再び慶應義塾大学体育会ソッカー部監督に就任。主な著書に『フットサル教本』(大修館書店)、『やってみよう! フットサル』(東洋館出版社)など多数。
福岡 正高
Rot-Weiss Essen(ドイツサッカー協会強化指定クラブ)指導者 1976年栃木県生まれ。鹿沼高校、同志社大学卒業後、2002年渡独し2004年よりケルンスポーツ大学に留学し、サッカー理論を学ぶ。2002年からAdler Dellbruck U12~U19の監督を務める。2008~2009シーズンBergisch Gladbach U19(U19ブンデスリーガ国内最高リーグ参戦)でコーチを務め、その後同クラブトップチームでコーチ。2012年より、Rot-Weiss Essen U9〜U17(育成部各チームがドイツ国内最高峰にリーグ参戦、2019年時点)にてコーチ、監督を務める。主な著書に『ドイツ流攻撃サッカーで点を取る方法』(講談社)がある。