feel good 快適な努力で最高の成果を上げる方法

Ali Abdaal(アリ・アブダール)/著
児島 修(こじま おさむ)/訳

出版年月:

ページ数:304

ISBN:9784491056739

2,090 円(税込)

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「良い気分」が成功を生み出す――


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生産性を高める秘訣は、規律ではない、喜びだ!


フィールグッド・プロダクティビティの発見と実践


本書では、著者が医師として働く中で遭遇した苦境を乗り越えるために編み出した「フィールグッド・プロダクティビティ」という生産性のアプローチについて紹介。このアプローチは、ただがむしゃらに努力するのではなく、ポジティブな感情を活かして仕事の効率を高めることに焦点を当てています。

「冒険心を持って仕事にアプローチする」
「好みのキャラクターになりきる」
「感情に「ラベル」を貼る」
「先延ばししてしまった自分を許す」etc

著者は54の実験を通して、ストレス軽減や燃え尽き症候群の克服に役立つことを発見し、生産性を上げ、人生全般に応用できることを実証しています。


読者のための実用的なガイド

本書は3部構成で、各章において実践的なアプローチやヒントを掲載。

 第1部:ポジティブな感情を引き出す3つのエネルギー源(遊び心、コントロール感、良い人間関係)を活かしたエネルギーの高め方
 第2部:先延ばしを克服するための方法と、気分を妨げる「ブロッカー」を取り除くアプローチ
 第3部:長期的な視点でのフィールグッド・プロダクティビティの影響と、燃え尽き症候群を克服するための「持続力」の紹介

読者が自分自身の生産性を向上させ、より充実した人生を送るための「考え方」を提供しています。
ぜひ、本書を読んで、良い気分で成功しましょう!

フィールグッド・プロダクティビティに秘められた驚くべき力
なぜ、フィールグッド・プロダクティビティは効果的なのか
本書の使い方
第1部 エネルギーを高める
第1章 「遊び心」を持つ
実験1 好みのキャラクターになりきる  
実験2 好奇心を大切にする  
実験3 「もしこれが楽しいとしたら?」と考える  
実験4 結果ではなく、過程を楽しむ  
実験5 失敗の見方を変える  
実験6 深刻にならず、真摯になる  

第2章 コントロール感を高める
実験1 「自信スイッチ」を入れる 
実験2 ソーシャルモデル法  
実験3 「初心」を意識する  
実験4 プロテジェ効果  
実験5 プロセスをコントロールする  
実験6 「考え方」をコントロールする  

第3章 人間関係の力を活用する
実験1 「仲間意識」の力を活用する  
実験2 他人と「同期」する  
実験3  チャンスを見つけたら、すかさず親切な行動を取る  
実験4 誰かの力を借りる  
実験5 良いことをたっぷりと伝える  
実験6  良くない知らせをオーバー・コミュニケーションで伝える  

第2部 障害物を取り除く
第4章 明確さを求める
実験1 「指揮官方針」を採用する  
実験2 「5つのなぜ」で理由を掘り下げる  
実験3 「NICEの法則」で目標をつくる  
実験4 「水晶玉法」で問題点を事前に明らかにする  
実験5 「実行意図」を明確にする  
実験6 「タイムブロッキング」で時間を予め確保する  

第5章 勇気を出す
実験1 感情に「ラベル」を貼る  
実験2 「アイデンティティ・ラベル」を貼る  
実験3 「10/10/10ルール」で、恐怖を長期的な視点で捉える  
実験4  「自信の方程式」を使って、わずかな自信でもスタートできることを確認する  
実験5 自分にスポットライトを当てるのをやめる  
実験6  「バットマン・エフェクト」―ヒーローになりきれば怖くない  

第6章 慣性の法則で自分を動かす
実験1 環境的な摩擦を減らす  
実験2 感情的な摩擦を減らす  
実験3 「次の行動ステップ」を決める  
実験4 進捗状況を確認する  
実験5 アカウンタビリティ・パートナーを見つける  
実験6 「先延ばししてしまった自分」を許す  

第3部 持続させる
第7章 無駄な労力を使わない
実験1 「将来の夢」と「今やるべきこと」を区別する  
実験2 「ノー」の力を活用す  
実験3 摩擦を加える  
実験4 集中力が途切れたら、軌道修正をする  
実験5 休憩時間を予定に組み込む  
実験6 「元気になる気晴らし」を楽しむ  

第8章 上手に休む
実験1 「CALM」な趣味を楽しむ  
実験2 「CALMプロジェクト」に取り組む  
実験3 自然を生活に取り込む  
実験4 散歩する  
実験5 心をさまよわせる  
実験6 「取りやめ自由の原則」に従う  

第9章 価値観に合った行動を取る
実験1 「弔辞法」で、自分の死を想像する  
実験2  「オデッセイ・プラン」で3パターンの人生を想定してみる  
実験3 「人生の輪」で自分にとって大切な価値観を確認する  
実験4  「1年後のお祝い」で、目標を達成した未来の自分になりきってみる  
実験5 毎朝、その日の「3つの価値観行動」決めて実行する  
実験6 価値観に沿って生きることを実験する  

おわりに―生産性の科学者になったつもりで考えよう―

Ali Abdaal(アリ・アブダール)/著
医師、起業家、アマチュアマジシャン、世界一フォロワーの多い生産性の専門家。ビジネスとの両立で忙しい日々を過ごしていたケンブリッジ大学での医学生時代に「生産
性の科学」に目覚める。イギリス国民保健サービスNHS)で医師として働きながら、健康的で、幸福で、生産的な生活を送るための方法についてYouTubeで情報発信を開始。数年後、エビデンスに基づいた彼の動画やポッドキャスト、記事は、世界中の数億の人々から支持されるようになった。2021年、医師の仕事から離れ、人生を豊かにするための科学的な方法を世に広めるという仕事に専念。本書では、過去10年にわたって自らが探求してきた「気分を良くして生産性を上げる方法」を、余すところなく紹介する。

児島 修(こじま おさむ)/訳
英日翻訳者。訳書に『ダン・カーター 自伝』『ペドロ・マルティネス自伝』『ジェンソン・バトン自伝 ライフ・トゥ・ザ・リミット』『LEADERSHIP』(以上、東洋館出版社)、『サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット』『DIEWITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』(以上、ダイヤモンド社)など。