2018年ノーベル平和賞受賞! ナディア・ムラドの自伝刊行!
「戦下における武器としての性暴力の根絶に尽力」
これはすべて、この世界で起きたこと――
2014年にイラクで起こった大虐殺。
家族を失い、自らも性奴隷として地獄の苦しみを受けたナディアが
その体験と、生還までの道を圧倒的な臨場感で物語る。
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「この世界でこのような体験をする女性は、私を最後(ラスト・ガール)にするために――」
貧しくも平和な村で、愛する家族と暮らしていたナディア・ムラド。
しかし、イスラム国の脅威は次第に強まり、ついに虐殺と収奪の日が訪れた――
平和で、互いに支え合うヤズィディの人々の暮らし。
イスラム国による虐殺や性暴力・暴力の凄惨な実態。
決死の覚悟で脱出し、支配地域の現状を世界に発信するまでに、
彼女を支え続けた人々。
一人の女性の身に起こった、生還と闘いの物語。
今、世界でもっとも注目されるノーベル賞平和賞受賞者の自伝、ついに翻訳刊行。