リーダーがすべきことは何か。真のリーダーシップとは何か―― 高校、大学、社会人、そして日本代表のキャプテンを務めてきた著者が明かすリーダーシップ論。チームの心をひとつにするには、「なんのために勝つのか」という大義を見つけることが大切だと著者は言います。 エディ・ジョーンズHCが絶賛したキャプテンシーの源、エディジャパンの4年間、さらにはW杯での躍進の裏側まで、すべてを書いた一冊。ラグビーだけではなく、あらゆるスポーツ、ビジネスでも応用できる内容であり、すべての人を勇気づける本となっています。
第1章 勝つチームには大義がある
勝つチームには大義がある/
大義の下に続く三つの要素/
チームを好きになってもらう:距離を近くする:「場」をもうける
:一人ひとりに居場所を用意する/
自信を積み上げていく
第2章 進化を楽しむ
考え続ける/
自分の「強み」を突き詰める/
自分なりのスタイルを見つける/
覚悟をもつ/逃げたら、同じ壁/
相手を尊重する/
「知らない」を知る/
失敗から学ぶ/
感謝と謙虚/
準備の大切さ/
進化を楽しむ/
超一流から学ぶ/
人生で大切にしていること/
日々心がけていること
第3章 成長の道のり―幼少~社会人―
ラグビーを通じて成長する/
苦しかった高校日本代表のキャプテン/
文武両道を目指す/
大学時代の失敗から得たこと/
家族から受けた影響/
ラグビーで勝負する/
社会人の自分に立ちはだかった壁/
乗り越える―東芝キャプテン時代―/
最高の瞬間を分かち合うために/
未来への引き継ぎ
第4章 日本代表で学んだこと―エディジャパンの4年間―
日本代表の主将になる/
充実したキャプテン時代―2012年―/
ウェールズに勝つ―2013年―/
試練の3年目―2014年―/
そして、ワールドカップへ―2015年―
第5章 未来を創る
憧れの存在へ/
憧れの存在であり続けるために/
エディーさんへの想い/
障害者のスポーツをもっと広めたい/
武蔵野東ラグビー部のこと/
旅は続く/
なんのために勝つのか
◇◇著者紹介◇◇
廣瀬 俊朗(ひろせ としあき)
1981年10月17日、大阪生まれ。5歳のときにラグビーを始め、北野高校を経て慶應大学に進学。99年度U19日本代表、高校日本代表に選出される。2004年、東芝入社。2年目からレギュラーとして活躍。07年主将就任(07-11年度)。08-09、09-10シーズンではトップリーグプレーオフ優勝を果たす。09年のプレーオフはMVPも獲得。07年日本代表入り。12年にはキャプテンとして再び選出される。15年ラグビーW杯では、日本代表史上初となる同一大会3勝に貢献。通算キャップ28。ポディションはSO、WTB。
廣瀬 俊朗
1981年10月17日、大阪生まれ。5歳のときにラグビーを始め、北野高校を経て慶應大学に進学。99年度U19日本代表、高校日本代表に選出される。2004年、東芝入社。2年目からレギュラーとして活躍。07年主将就任(07-11年度)。08-09、09-10シーズンではトップリーグプレーオフ優勝を果たす。09年のプレーオフはMVPも獲得。07年日本代表入り。12年にはキャプテンとして再び選出される。15年ラグビーW杯では、日本代表史上初となる同一大会3勝に貢献。通算キャップ28。ポディションはSO、WTB。