アナリティックマインド -スポーツ新時代を導くデータ分析の世界-

森本 美行/著

出版年月:

ページ数:272

ISBN:9784491044002

1,870 円(税込)

  世界サッカーのテクノロジー活用の進化に日本は追いついているか

 スポーツを行うとき(Do)、また見るとき(See)においてテクノロジーが活用されるようになってから20年余りが経過した。その間にスポーツにおけるデータ分析はどう進化を遂げたのか。本書では元データスタジアム社長の著者が、欧米最先端のトレンドを分析し、日本におけるデータ活用の現状と課題を明らかにする。

●偶然性の多いサッカーにデータ分析は相性が良いのか?
●野球を大きく進歩させたセイバーメトリクスとは何か?
●プレーの自動抽出を実現するAIシステムの活用
●得点力アップと戦術評価に生かせる新しい指標
●クラブマネジメントとデータビジネスの密接な関係


敵を知り、己を知り、データを識る


世界のサッカー界においてはもはやデータ取得は目標ではない。データを読み解く力、伝える力に長けた人材育成と組織改革に力を入れている。

 

「(サッカーにおいて)トレーニングさえ行えばプレーが上達する時代は終わりを迎えた」
(セルジオ・フェルナンデス氏 デポルティーボ・アラベス スポーツディレクター)

良いチームは偶然性をシステマチックに最小化することができるチームのことだ
(クリス・アンダーソン氏 『サッカーデータ革命』著者)

 

昨年8月の引退会見で内田篤人選手が「世界と日本との差は広がった」と答えたことが大きな話題となった。日本サッカー界は内田氏の言葉を真摯に受け止める必要がある。 

日本に必要なのはテクノロジーの導入ではない。アナリティックマインドを持った人材の育成なのである。

 

第1章 スポーツが歩んできた道
第2章 世界の分析トレンドとテクノロジー
第3章 日本サッカーに迫られるデータ分析の活用
第4章 Analytic Mind を持とう
第5章 コロナ禍におけるスポーツの未来

森本 美行

1961年生まれ。92年米ボストン大学経営大学院でMBAを取 得 。2 0 0 0年米国 N A S D A Q で上場したasiacontent.com日本法人アジア コンテントドットコムジャパン(株)の代表取締役兼 CEO。02 年スポーツデータ配信や分析を行うデータスタジアム(株)の代表取締役に就任 。1 6 年には 、日 本初の野球独立リーグ四国アイランドリーグplus を運営する (株)IBLJ の代表取締役及び(一社)日本独立リーグ野球機構の常務理事を務める。 現在は、スポーツビジネスコンサルティングを行うfangate(株)の代表取締役とともに、(一社)日本スポーツマンシップ協会理事、複合型スタジアム「サンガスタジアム by KYOCERA の運営、管理を行う(同)ビ バ&サンガのエグゼクティブアドバイザー、かめおかまるごとスタジアム構想策定委員や神奈川大学人文学研究所の非常勤研究員及び体育会サッカー部コーチなど多岐にわたり、教育、研究、指導、ビジネスと様々な面からスポーツをサポートしている。