オレクサンドル・ジンチェンコ初の自伝
信じる力が未来を変える
ウクライナの至宝がいま、自らの言葉で語る。
少年時代の夢、
マンチェスター・シティでつかんだ栄光、
そしてアーセナルでの挑戦と苦悩。
ペップ・グアルディオラ、
ミケル・アルテタといった名将たちとの出会い。
世界最高峰の舞台で味わった歓喜と挫折、
そして偉大なるチームメートたちとの絆。
ピッチの外では、
戦争に苦しむ祖国ウクライナへの揺るぎない想いを胸に抱き続けてきた。
希望を信じ、情熱を絶やさず走り続けたジンチェンコが明かす、
フットボールと人生のすべて。
第一章 とにかくサッカー、とにかくボール
第二章 飼い殺しと浪人生活
第三章 運をつかむ
第四章 すぐに期限付き移籍
第五章 0から100へ
第六章 三冠達成
第七章 サッカーを解読する
第八章 ポルトの憂鬱
第九章 闇の中へ
第十章 ノースロンドン・コーリング
第十一章 応援歌は「ゴールド」
第十二章 屈辱のポズナン・ダンス
第十三章 ウクライナに連帯を
第十四章 完全を目指して
第十五章 信念
第十六章 次の夢
オレクサンドル・ジンチェンコ
Oleksandr Zinchenko
1996年、ウクライナの首都キーウ西方の町、ラドミシュリに生まれる。13歳から国内屈指の名門サッカークラブ、シャフタール・ドネツィクの育成部門に所属し、他クラブを経て2016年にイングランドの強豪マンチェスター・シティに加入。複数のポジションに柔軟に適応する。攻撃的ミッドフィールダーとしてプロキャリアを始めたが、シティ移籍後にペップ・グアルディオラの下で左サイドバック/ウイングバックに転向。同クラブで10回の優勝を経験する。2022年夏にアーセナルに移籍。2025/26シーズンは期限付き移籍でノッティンガム・フォレストに所属。ウクライナ代表では2025年9月末時点で76試合に出場している。