トップアスリートも実践する、パフォーマンスアップメソッド
本番で“100%の自分”を引き出す、最強のメンタルスキル
メンタルを〝スキル〟で成長させる
スポーツに本気で取り組んでいるのに、なかなか結果が出ない。
練習もしている、技術もある。それでも試合では実力が発揮できない――
そんな“見えない壁”に、ぶつかった経験はありませんか?
本書は、
元Fリーガーであり、現在はメンタルスキルコーチの著者・清水利生氏が、自身の経験と学びを通してたどり着いた実践的なメンタルスキルを、スポーツを頑張るすべての人に向けてわかりやすく伝える一冊です。
日本では、メンタルといえば、“心の健康”を支える「メンタルヘルス」の考え方が主流ですが、「メンタルスキル」という言葉はまだあまり知られていません。しかし、世界では「メンタルヘルス」とパフォーマンス向上のための「メンタルスキル」は別物であり、それぞれ独立しているものだという認識を持っています。
メンタルスキルをプレーの武器として持っておくことで、さまざまな環境の中でもメンタルを自ら管理できるようになり、パフォーマンス向上にもつながります。本書では、「レベルアップ」と「ベストエフォート」の2つの観点を前提に、パフォーマンスが低下する原因とそれを解決するためのメンタルスキルを紹介していきます。
\こんな方に読んでほしい!/
・試合になると実力が出し切れない
・結果が出ずに自信を失いかけている
・モチベーションの波が激しい
・子どもや選手のメンタルを伸ばしたい指導者や保護者
第0章 メンタルスキルとは
第1章 プレッシャーは敵ではない
第2章 モチベーションを高める
第3章 人の評価に左右されない自分をつくる
第4章 自信を育てる
第5章 試合でパフォーマンスを安定させる
第6章 セカンドキャリアの不安に備える
清水 利生
Shimizu Toshiki
1985年7月17日生まれ。山梨県韮崎市出身。
株式会社43Lab代表取締役・メンタルスキルコーチ
プロフットサル選手としてFリーグでプレー。自身が現役選手時代にメンタルサポートを受けていたことをきっかけに引退後、メンタルスキルコーチに転身。メンタルサポートを行う企業に入社し、多くのプロスポーツチーム・個人選手のサポートを実践しながら、大手企業・諸官庁の研修講師の実績をもつ。その後、独立し43Labを創業。これまで、ラグビー・リーグワンの三菱重工相模原ダイナボアーズ、Jリーグのジュビロ磐田などプロスポーツのチーム全体とともに、選手のパーソナルサポートを行っている。またパーソナルでは様々な競技のオリンピック代表選手やW杯出場選手など日本を代表する選手たちのサポートを行う。このメンタルスキルを活かし、企業研修にも活動範囲を広げている。営業職向けの講座、マネジメント職群へのメンタルトレーニング、部下とのコミュニケーションスキルの向上なども実施し業績アップ、離職率の改善、エンゲージメントを高める効果に貢献。これまでに、1,000名を超えるトップアスリートのサポート、30,000名を超える子供たちに向き合ってきた実績をもつ。組織論にもつながる内容で、東洋経済・プレジデントなどにも執筆している。現場で結果に繋げることを大切にし、多様な視点を持ちクライアントの個性を活かしたメンタルスキルサポートを行っている。著書に『子どもメントレ』(小社)がある。