それでも諦めない

山中亮平/著

出版年月:

ページ数:200

ISBN:9784491056708

1,760 円(税込)

学生日本一の栄光、資格停止期間、
日本代表落選、W杯出場……など、
〝ファンタジスタ〟と呼ばれた男が
初めて語るラグビー人生とその信念。

 

 東海大仰星では攻撃的なSO(スタンドオフ)で〝ファンタジスタ〟とも呼ばれ、3年時には全国高校ラグビー大会で優勝。早稲田大学ラグビー蹴球部に進学後も1年からスタメンで出場し、1年・2年次に全国制覇を経験。大学在学中には日本代表にも選出された。順風満帆に来たかと思えば、22歳の春、突然の資格停止処分で〝空白の2年間〟を過ごし、会社員生活を経験。2019年には自国開催のワールドカップで活躍したと思ったら、集大成と位置づけた2023年のワールドカップでまさかのメンバー落ち。バックアップメンバーからの追加招集・・・・・・。
 これまで紆余曲折の様々な経験をした山中亮平選手。苦しいことのほうが多かったこれまでの道のりを、なぜ諦めずに歩いてこられたのか? 本書では、自身の人生を振り返るとともに、その信念が明かされる。

第一章 どん底からの這い上がり
第二章 ラグビーとの出会い
第三章 空白の時間
第四章 諦めない強さ

山中 亮平
Ryohei Yamanaka
1988年6月22日生まれ、大阪府出身。中学1年の終わりからラグビーをはじめ、東海大学付属仰星高校(現・東海大学付属大阪仰星高校)では攻撃的なSO/スタンドオフで〝ファンタジスタ〟とも呼ばれ、3年時には全国高校ラグビー大会で優勝した。早稲田大学に進学後はすぐに頭角を現し、1年・2年次に全国制覇を経験。大学4年の春には日本代表初キャップを獲得した。大学卒業後に神戸製鋼コベルコスティーラーズ(現・コベルコ神戸スティーラーズ)に入団。2018-2019シーズンにはトップリーグで15年ぶり、日本選手権で18年ぶりの日本一を果たした。その翌年に開催されたラグビーワールドカップ2019日本大会では全5試合に出場し、日本・アジアラグビー史上初の8強進出に大きく貢献した。2021年以降も継続して日本代表に選出されるが、ラグビーワールドカップ2023フランス大会の直前ではまさかの落選。しかし、大会期間中に追加招集され、2大会連続のワールドカップ出場を果たした。日本代表は30キャップ。