学生日本一の栄光、資格停止期間、
日本代表落選、W杯出場……など、
〝ファンタジスタ〟と呼ばれた男が
初めて語るラグビー人生とその信念。
東海大仰星では攻撃的なSO(スタンドオフ)で〝ファンタジスタ〟とも呼ばれ、3年時には全国高校ラグビー大会で優勝。早稲田大学ラグビー蹴球部に進学後も1年からスタメンで出場し、1年・2年次に全国制覇を経験。大学在学中には日本代表にも選出された。順風満帆に来たかと思えば、22歳の春、突然の資格停止処分で〝空白の2年間〟を過ごし、会社員生活を経験。2019年には自国開催のワールドカップで活躍したと思ったら、集大成と位置づけた2023年のワールドカップでまさかのメンバー落ち。バックアップメンバーからの追加招集・・・・・・。
これまで紆余曲折の様々な経験をした山中亮平選手。苦しいことのほうが多かったこれまでの道のりを、なぜ諦めずに歩いてこられたのか? 本書では、自身の人生を振り返るとともに、その信念が明かされる。