世界35か国翻訳! 全米ベストセラー
臨床心理学博士で3児の母が、
子育ての“どうしたらいいかわからない”を救う
こんな思いこみ、していませんか?
◎結局「やめなさい!」と強く言い聞かせるしかない
→逆にエスカレートします。やってはいけない境界線の示し方は「親がこれからすることを伝える」
◎「ごめんなさい」を言わせないと、「ごめんなさい」が言えない子になる
→そんなことはありません。謝罪を強いるほど「自分はダメな子」という自己認識を植えつけてしまいます
◎大丈夫!と背中を押すことが自信につながる
→自信と挑戦することを結びつけるのをやめましょう。必要なのは「そばにいるよ、あせらないで」
▶︎▶︎▶︎親の思いこみが変わると、どの子も変わる
こんな人へ
□ご褒美も罰もうまくいかない
□どこからが甘やかしになるのかわからない
□怒鳴ったりしたくないと思っているのに……
□センシティブな話題にも向き合いたい
育児の目的は、「よい行動を形成すること」
「子どもをよい気分でいさせること」ではなく、
ストレス・挫折・失敗・逆境から立ち直る力をつけることです。
それには、内側ではよい親、よい子《GOOD INSIDE》の原則がすべての基礎になります。
――本書より
だだをこねる子どもに手を焼いていても、10代のわが子とのかかわりに苦労していても。
この本は、あなたに育児の自信を回復させる知恵の泉です。
――アダム・グラント(『GIVE&TAKE』『THINK AGAIN』著者)
はじめに
第1部 子育て11の新原則
1章 行動と内面を分ける
2章 理解する。説得はしない
3章 親の仕事・子どもの仕事
4章 どんな感情も認める
5章 遅すぎることはない
6章 レジリエンスを育む
7章 行動はあとからついてくる
8章 怒らないし、甘やかさない
9章 正直に話す
10章 育児で自分を犠牲にしない
11章 つながり資本を蓄える
第2部 こんなとき、どうしたらいい?
12章 ぜんぜん言うことを聞かない
13章 すぐ泣く、すぐ叫ぶ、すぐ寝転がる
14章 すぐ投げる、すぐたたく
15章 きょうだいげんかが絶えない
16章 無礼な言葉、反抗的な態度
17章 小学生になってもだだをこねる
18章 嘘をつく
19章 怖がりすぎる
20章 親の後ろに隠れてばかりいる
21章 すぐ投げ出してしまう
22章 ちゃんと食べてくれない
23章 親以外からのスキンシップをいやがる
24章 泣いている
25章 友達とくらべて自信を失っている
26章 完璧にこだわる
27章 登園時に大泣きする
28章 夜、寝たがらない
29章 ひといちばい感じてしまう
この本を読んでくれたみなさんへ
著 ベッキー・ケネディ
臨床心理学博士(クリニカルサイコロジスト)。3児の母。デューク大学で心理学を専攻し、コロンビア大学で臨床心理学の博士号を取得。育児指導を中心としたカウンセリング業を個人で営む。
新型コロナウイルス感染拡大によるロックダウン時のインスタグラム投稿が話題を呼び、200人だったフォロワーが急増(現197万フォロワー※)。『タイム』誌に「The Millennial Parenting Whisperer(ミレニアル世代の子育て救世主)」と評されるほど話題に。子育てプラットフォーム「Good Inside」を立ち上げ、書籍、ポッドキャスト、ワークショップなど多方面で活動している。ニューヨーク在住。
※2023年9月現在
訳 綿谷 志穂
翻訳者。特許事務所での特許翻訳者を経て、出版翻訳へ。映画、K-POP関連書籍の翻訳協力、共訳多数。単独訳書に『赤ちゃん寝かしつけの新常識』(小社刊)。