なんでもない草花の「名前」を知ったとき、ながめる景色が一変する
「知ろう、富士山の草花」
毎年20万人以上が登山に訪れる富士山。
日本最高峰として、古くから多くの人々に親しまれてきました。
富士山ろくには原始林や青木ヶ原が広がっており、豊かな自然に触れることができます。
本書では、富士山ろくで見られる様々な草花を約220種、イラスト・フルカラー、生えている標高順に紹介しています。
草花の名前の由来や特徴などを細かに解説しており、
本書を携えることで、富士散策・富士登山がさらに彩り豊かなものになるはずです。
本書を通して、豊かな富士山ろくの自然に触れてみてください。
はじめに
富士山について
1 富士山のおいたち
2 富士山の植物
3 植物の垂直分布
4 主な植物養護の図解
本書の見方
照葉樹林帯の植物
春の植物
スミレの仲間
夏の植物
秋冬の植物
湿原の植物
夏緑樹林帯の植物
林をつくる木
紅葉するカエデの仲間
林内の草花
亜高山帯の植物
林をつくる木
林内の草花
宝永遊歩道の植物
高山帯の植物
森林限界の植物
高山の草花
富士宮口登山道植物分布略図
索引
"佐野 光雄
元公立小学校校長。富士宮市理科同好会会長。富士宮市地域調査会植物部会長。朝霧草原と富士山の植物調査を行っている。"